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双極性障害、僕の軽躁エピソードについて

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今日、4回目の診療を終えた。
双極性障害について気になることを教えてくれた。
双極性障害の人の躁状態は”他人に迷惑がかかる”のが大きな特徴だそう。

  • 電話をかけまくる
  • 誰彼構わず遊びに誘う
  • 買い物しすぎる
  • 急に家に行く
  • 知らない人に対して恣意的に話しかけたり遊びに誘ったりする

というのがよくある例で、お医者さんは僕にその症状が出ないかどうかを見ようとしていたらしい。
でも僕はそういうことは全くしない。
一人で出かけるし一人で遊びに行くし一人で趣味に没頭する。
明らかに異常なほど活発的でハイテンションにはなっているものの、他人との関わりが全くないから、「それがちょっと変なところだよね」「普通はハイテンションになりすぎて他人に迷惑をかけるんだけど...」とお医者さんに言われた。

これは多分、僕の性格や趣向なだけだと思う。
僕は友達が少ないし恋人もいないから遊びに誘ったり急に電話する相手もいないし、物欲もないから買い物もあまりしない。
ストレス発散方法や趣味も一人で完結するものばかりで、誰かいないとできないというものはなにもなかった。
だから他人に迷惑をかけなかった、というだけな気がする。

躁転する様子もなければ鬱っぽいわけでもなく、体調は比較的安定しているから、同じ薬を30日分処方してもらった。
今まで通り、躁転すると色々やばいから、躁転した様子があればすぐ来てくださいということで今日の診療は終わった。

今は気分が良いから、お酒飲みながらこれを書いているんだけれど、やっぱり酔いやすくなってるね。
薬の影響だと思うけど、ALC7%でも結構酔ってる。
しばらくは少~しだけ酔う程度までしか飲めないかなぁ。
みんなでお酒飲んでワイワイしたりしてみたいんだけどねぇ。

日曜日に友達とカラオケ行くのと、9月に大好きな人たちと会えるかもしれないのー僕はそれがとても楽しみ。

あとは過去の躁転エピソードを適当に書きなぐっておくよ。

僕の軽躁エピソードについて

おそらく高校入学時が初めて軽躁状態になったときだと思う。

軽躁エピソード1つ目

高専に入学して約半年間、睡眠時間が3時間前後だった。
午前3~5時に寝て、7時ごろ起きて学校に行く。
講義中は基本的に眠たいが寝たことはほぼない。
眠たいだけで体も頭も普通に動いていたし、信号を無視してしまったり物を落とすような注意散漫も全くなかった。
集中力も今に比べたらかなりあったし、小説を読んだり映画を観たりすることもできた。

軽躁エピソード2つ目

高専に入ったあとに写真を趣味にして、自転車を漕いで写真を撮りに行っていた。
そのときの行動力が異常なほど高かった。
普段はずっと家にいる超インドア派なのに、「気分転換しよう!」って思い立ちいきなり出かけだす。
ひとりで自転車を何時間も漕いで街の反対側まで行き、夕陽の写真を撮って帰る。
知らない道をひたすら進んでいたら6時間経っていた。
そんなことがよくあり、次の日には全身筋肉痛で動けなくなった。
自転車を漕いでいるときは疲労など微塵も感じず、とても良い気分でひたすら進んでいた。
その後何日間か気分が良い状態が続き、数ヶ月~1年以上鬱っぽくなり希死念慮が強くなるというのを、高校時代は繰り返していた。
当時の僕のインスタを知っている人は、僕が風景の写真をストーリーに載せまくる日があったのを覚えているかもしれない。
そのときが軽躁状態で、異常なほど行動力があった日。

武修館の前から

益浦3丁目

青雲台体育館前

釧路湿原道路

札幌豊平川

覚えている人がいるかは分からないけれど、どの日も異常なほど活発的な日で軽躁状態だった。

軽躁エピソード3つ目

去年の夏、またまた自転車を漕いで海を観に行った。
この日は夏の良い天気の日で、気温は30度前後あった気がする。
珍しく半袖を着て薄いジャンパーを鞄に入れて出かけたのを覚えている。
この日は片道30km以上もの距離を自転車で行き、23時ごろに家に帰ってきた。
軽躁エピソード2つ目のときと同じで、とても良い気分で、全く疲労を感じず、海を観るためだけに自転車を漕いでいた。
インスタの『恋人』という海の写真の投稿がこの日だ。

小樽市銭函(家から約30km)

これが今のところ最後の軽躁エピソードで、その後はずっと鬱状態が続いていて躁状態にはなっていない。
3月末が今までで一番酷い鬱状態で、本を売ったり遺書を書いたり服を捨てたりして、本気で自殺の準備を始めていた。
その後心療内科を受診して薬を飲んで少しマシになった。
今は薬のおかげで希死念慮もかなり弱くなったし、自殺願望もない。
相変わらず思った通りには体を動かせないけど、徐々に回復しているからこのまま薬を飲み続けてどうにかしていこうと思う。
そんな感じ。

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