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2023年9月30日。

鬱。4日ほど前から鬱になっている。比較的落ち着いていた状態から一気に鬱へ堕ち、感情がなくなっていった。興味関心がなくなり、見えるものすべてが嫌いになった。twitterやyoutube、instagramでミュートやブロックするアカウントが大量に発生し、それでも消えない『嫌いなもの』があることに絶望する。誰も悪くない、画面の向こうの人も、僕も悪くない。それは理解しているが、無視できなくなってしまう。スルースキルが皆無になる。少しでも嫌いな要素が含まれているものを目にすると跡形もなく消し去りたくなってしまう。その嫌いな要素の中に『人間』がある時点で詰んでいるのだが、これはどうすれば良いのだろうか。映画や小説は物理的に遠ざけ、小説も書かなくなる。文章は好きなままだが、文章の中に人間味を感じるとそれも嫌いになる。昔からリセット癖があり、SNSのアカウントを削除して新しいものを作ることがよくあったのだが、そのときは今のような状態になっていることがほとんどだった。鬱になり、見えるものすべてが嫌いになる。アーティストも友達も音楽も小説も自分も。双極性障害についての文章を読み漁って思ったことが幾つかある。1つ目は僕は本当に双極性障害なのか。まだ診断はされていないが、疑いがあるという意味で。双極性障害Ⅱ型の躁状態の特徴で共通するのは『他人に迷惑をかけること』しかし僕は他人に迷惑をかけない。勿論、間接的にかけていることはあるが、数十万の買い物をしたり、友達に電話をかけまくったり、遊びに誘いまくったり、そういうことは一切したことがない。何十キロもの距離を移動したり、全く寝なくなったり、それらはすべて一人のときでしかしない。躁状態のとき、頭の中に他人が浮かんだことは一度もない。だからこの特徴は僕には当てはまらない。ネットで調べてみても、僕のような人間が書いた体験談は見当たらず、客観的な事実も見当たらない。それが1つ目の疑問。2つ目、人生の何かが違っていれば精神病にはならなかったのか。もし小学6年生でホッケーを辞めていたら、真面目に塾に行って勉強して江南や湖陵に行っていたら、高校に入学しても中学の頃と同じように元気に振る舞っていたら、もしそういう人生だったらこうはなっていなかったのではないかという疑問。3つ目、今のこの状況を改善するにはどうしたら良いのだろうか。一人ではどうにもできなかった、親は精神病に理解がなく、そもそも僕の面倒を見れるだけの余裕がない、妹には迷惑はかけたくないし、友達がどうにかできるレベルでもない、正確な診断はされていないため使える制度もほとんどない、人並みに動くエネルギーもない。今の僕には帰れる場所、帰りたい場所、誰かが僕を待っている場所がないから、無理をすることも怖い。今の僕がどこまでできるのかを試す術がない、失敗したら死ぬだけだから、それでも良いけどもう少し生きてみたい、せめて小説を書き終えるまでは。目の前に宝箱があるのに鍵がないような状態、解決策は明確なはずなのに身動きが取れない。恋人でも作って落ち着く場所を作れば良いじゃんとも言われたけれど、好きな人にそのような負担はかけたくないし、もし相手に許可されたとしても僕が耐えられない。一通り書いて抱いた感想は「結局ただ甘えているだけか」僕の人生が許されることはないのだろうなと薄々自覚している。それでも、命を人質にしてもっと沢山のことを試してみるべきなのか、考えている。

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